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2020-04-07

在宅ワーカーへのTips7

私が今一番のお気に入りの道です

今日でこの連載をしていた「在宅ワーカーへのTips」は最後になります。7つのトピックは事前に決めていたものの、毎日1つのことに対して意見をまとめて文章にするということは思ってた以上に難しいことでした。文才のある人の凄さを改めて認識できた一週間でした。

現状の把握のススメ

昨日に書いた「俯瞰して自分の仕事のやり方・仕事の内容について考える」ということに近い具体的なことを最後に書きたいと思います。それは、今の自分の状況をよく理解するということです。

何かといいますと、「今の自分の財産と出費について考える」ということです。

今、自分の持っている財産についてどこまで知っていますか
毎月の自分のお金の使い方をどこまで知っていますか

家にいられる時間があるからこそ、自分がコントロールできるお金について整理整頓してみてはいかがでしょうか。

私が離婚後に不安から救ってくれたは、お金を数える行為だった

離婚をしてシングルマザーとなって4年目となり、今では個人事業主として毎月自分の収入と出費を確認していますが、結婚生活をしているときの私にとって、お金と仲良くすることは意味のないことでした。財産管理をお金の扱いが上手な夫に任せっぱなしにしていたし、自分は育児という言い訳で、お財布の中身を気にすることなく、収入は住宅ローン・光熱費・自分のお小遣いと消えていきました。それでも倹約家でもあった夫がいてくれたおかげでその時は全く不安を抱いたこともなかったのです。

しかし、離婚してみて、初めて自分の収入で子供と生きていく、と思ったら自分が底辺にいるような気持ちになって不安でいっぱいになりました。

ある日、親が終活をしている姿を見たのをきっかけに自分の財産と、今の収入、毎月の出費について一覧化してみたのです。あとは保険の内容も見返したり。幸い、なんとなーくアプリで日々の出費の記録を取っていたということもあり、振り返ることがとても簡単にできました。

この一覧で分かったことは
・私が今死んでも、娘が大学を卒業するまでの貯蓄の準備は終わっている
・これから貯めるお金は、自分の老後分だと思うべき
・今の貯金の中から半分は投資にしても大丈夫
・最悪3年くらいなら働かなくても生きていけそう
ということでした。

離婚の時に財産分与があったことや出産後も働き続けていたことで思っていたより、お金については不安にならないでも大丈夫だという結論が出て、その瞬間に安心を手に入れました。そしてその結果、自分の好きな仕事を楽しもう(独立してみよう)と思えるようになった気もしています。

もしかすると、人によっては現実を知って、やばい!というところに行き経つかもしれません。でも、それを今知れたら、来月からどうやって生きていかなきゃならないのかを考えることができます。

お金は自分を幸せにしてくれないけれど、不幸からは救ってくれる

一度自分の財産状況や、日々の出費の癖がわかれば、後は自分の意識次第でお金のコントロールができるようになります。「不安」という感情の原因は人それぞだと思いますが、大体が「知らないから(なんとなく)不安」ということが多いものです。

それならば、自分の知っていることを増やしていけばいいだけです。特にお金というものはわかりやすい不安の原因です。もし、少しでもここに不安があると言うのであれば、ぜひこの機会に自分のお金を知ろうとしてみてはいかがでしょうか。

お金は実態がなく概念でもあるので、例えば100万円という金額も、多いと思うのか少ないと思うのは人それぞれです。大事なのは今の自分にはいくら必要なのかを知ること。そして増やすことを前向きに考えればいいのです。

お金お金と言い続けることは、人によっては不快に感じられる方もいるので繰り返し言うことは避けたいですが、一つだけ言える真実は、お金そのものはあなたを幸せにはしてくれませんが、不幸から救うことはできるということです。今だからこそ、これまで見ないフリをしてきたことに向き合ってみてはいかがでしょうか。

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