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2019-06-23

それでもタバコはカッコいいよ

一番好きなパッケージの銘柄はマルボロですが。

私はタバコを吸いません。吸ったことがないというと嘘になりますが、吸うことを習慣化したこともないので、身近な愛煙家の人たちの気持ちを全て理解することはできないのですが、世の中の「なんとなくタバコはダメ」というスタンスが嫌で、あえてこんなことを書いてみたいと思います。

そもそも、喫煙できる環境が制限されてきているのは、「健康に害を及ぼす」こと、そして「タバコ産業によって途上国が発展できないような構造が出来上がっている」という背景があってのことだと思うので、それは確かにいけないモノだと思うのです。レベルが違うからタバコほどの健康被害にならないとはいえ、添加物まみれの食材だって良くないですし、途上国の問題を取り上げるのであればファストファッションの方が問題です。しかしながら、煙を吸うだけで非喫煙者もその害を被るということがあるから、ここまでタバコの立場が弱い時代になったのでしょう。あからさまにタバコ嫌いを主張してきている人の中にはそもそもタバコを吸ったことのない人もいて、「タバコの良さを何も知らないあなたにタバコを見下す資格は無いんだぞ!」と思ってしまうこともあり、食わず嫌いの人が批判するという風潮は本当に嫌だなぁと思ってしまいます。タバコに限らずですが、良いことと悪いことを理解してから批判はして欲しいものです。(つまり、元愛煙家が批判している姿を見ると、頭が上がらないなぁと思うのです。)

きっとこれから社会が変わっていって最終的にタバコがなくなる時代がきてしまっても私はきっとタバコを嫌いになれません。なぜなら、タバコというものは私個人にとってリスペクトしている文化の一部だからなのです。自分の好きなもの、ファッション・音楽・グラフィック等々の並びの中の一つなのです。

まずパッケージが良い。販売機に並んだパッケージを見てしみじみかっこいいなぁと思ってしまいます。実際に素敵なデザイナー達が作っていて、例えばハイライトは和田誠さんが手がけていたり。あと、持っている人とタバコのパッケージってリンクしますよね。だから初対面の人がタバコを持っていると、「その銘柄持っているのね!なるほど、そういう人なんですねぇ」と勝手に相手の印象を自分なりに分析してしまう。それって、〝タバコのパッケージ〟の特権な気がします。

今はアテンションのでっかい文字がドドン!と入ってしまってデザインの良し悪しとかがよくわからないですが、タバコって手に収まるサイズ感で可愛いし、うーん、、なんでしょう、とにかくパッケージを見て、持ち主ではなく、箱そのものに向かって「いいよ!あんたイケてるよ!」と話しかけたくなります。

それとタバコを吸っている人はカッコいい、ということ。きっとそれは私の思い込みです。でも、人をカッコいいって思うにはいくつかの理由があると思うのです。たまたま私の身近な人で仕事のやり方だったり、話し方だったり、考え方が素敵だなーって思う人が愛煙家だったということなのかもしれませんが、そういう彼・彼女らと、喫茶店でコーヒーを飲みながら、目の前で美味しそうにぷかぷか煙を吐きながら話す姿を見て、「この人カッコいいな」って思う時間が自分は好きなんでしょう。

諸行無常という言葉を思えば、これだけアンチ派が増えてきているのですから、タバコがなくなる時代がやってきても当たり前のことです。様々な理由があって、タバコ=悪者という時代になっているわけですし、娘が成人しても吸うことは勧めないと思います。それでも、やっぱりタバコは文化であって、タバコそものも、タバコを吸う人も、カッコいいと思ってしまうのです。

同じ嗜好品というフィールドにいるコーヒーは昨今もてはやされて1杯1000円のものも出てきているのに、どんなに値上がっても価値が上がらないタバコはかわいそうだと思いませんか?

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