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2019-02-19

「働き方改革」という言葉

2014年、子育てとの両立に断念し、とあるブランドの販促担当を退いた際にいただいたお花たち

ライフワークバランスをうまく取るために、「働き方改革」という言葉が日本国内で浸透し、世の中がだいぶ変わってきたように感じます。今までがむしゃらに働いていた友人から「水曜日はノー残(ノー残業デー)だから自分の時間に使えるんだ」という話を聞いたりしますし、きっと、これまでオフィスに住んでいたような人のライフスタイルが大幅に変わってきているのではと思います。

今の私にはまだ幼い子供がいるので、どうしても時間的の使い方は、生まれる前と比べれば無理が効かないし(ましてやシングルマザーだし)、過去を振り返ってみて、出産を機にたくさんの挫折と苦労をしてきたような気がします。そう思うと、長時間働くことが偉いと思われていた時代から作業効率を求める時代が、あと数年早く来てくれていたら、あの時あの大好きな仲間たちと共に働くことを諦めずに済んだのになぁ、なんて思ってしまいます。過去のことを嘆いてもしかたないんですけどね。

改めて、未来の自分や娘が同じような悔しい思いをしないために、日本がどうあって欲しいかな、と考えていた時に、そもそも「働き方改革」という言葉について、少し感じたことを書いてみます。

「働き方改革」の存在意義はある程度、多くの人に理解されているものだと思いますが、最終的には、私たち日本で働く人々の価値観が変わっていかなくてはならないのだと思います。つまり、働き方改革というのは「誰もがライフワークバランスを保てるような働き方を、みんなで推奨していくための改革」なのだと思います。

いきなり会社から「働き方改革なので、週に1日はノー残にしましょう」と言われると、雇われている側は「働き方改革=会社がルール作りをしてくれる」という勘違いを抱いてしまうのでは、と思うのです。その理由の一つに、「改革」という言葉が強すぎて、自分事に感じれないということがあると思うのです。

具体的な案もなく、ただ残業を減らせという指示をされても知ったこっちゃねぇ、という思いを抱くケースもあるかと思いますが、言葉の印象によって、腹落ちするか、しないか、というところを私は指摘したいのです。

政府が国民に対する共通言語として働き方改革という言葉を使う事は特に違和感を感じません。でも、その言葉をもう少しその企業なりに従業員に自分ごとと捉えられるよう翻訳をして社内の働き方改革をしてみたほうが良いのはないのでしょうか。

私は、コピーライターではないので、ここで例文を作ることに自信がありませんが、例えば、、

「政府の働き方改革を私たちの会社でも実行すべく、『自分の好きなことをやろう水曜日』を設けます。毎週水曜日は、必ず外に出ましょう、そして残業禁止です。」とか?

うーん、あまり例がうまく書けなかったんですけど、、働き方改革は、国から言われたから実施するのではなく、未来の労働者のために、今から価値観を変えてくための策だということを感じられる別の言葉に置き換えて伝えていく必要がある、ということです。もちろんそういうことができている企業もいると思いますが、残念ながら私の周りでは今のところ聞いた記憶がありません。

あと、あまり細かく語る事ではないと思うのですが、残業を0にする事が目的でもないと思うのです。キーワードは多様性なのかと。なので、もっと個人が輝けるための施策がたくさん生まれることが「改革」であって欲しいと思います。

その改革内容やネーミングは、各企業によって方向性が異なると思いますが、うちの会社ならどんな取り組みと名前がふさわしいのかというディスカッションのもと、ユニークで、個性の光るものを作れると素敵ですよね。

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